肋間神経痛の症状・診断

左の肋骨・肺の痛みは肋間神経痛!?症状の特徴と原因・対処法について

2017/09/29


 

左 肋骨 痛み

 

骨折したり、特に骨にヒビが入った覚えがないのに、急に左の肋骨から肺の周辺にかけて、ピキッとした痛みがする.....

 

その症状はもしかしたら肋間神経痛かもしれない。

 

おそらくこのページにたどり着いたあなたは、自分の症状に不安と疑問を持って調べているのではないだろうか?

 

僕も数年前、全く同じ症状で苦しんだが、ネットの情報が乏しい中、必死で独学で勉強し、この原因不明の痛みの理由がどうやら肋間神経痛という症状であることを突き止めた。

 

以下に肋間神経痛の症状の特徴、原因、チェックポイントや対処法についてシェアするので、ご自身の症状が当てはまるかどうか、チェックしてみてはいかがだろうか?

 

肋間神経痛の症状の特徴

 

肋間神経痛とは文字通り、肋間(肋骨の間)を通る神経が、何らかの原因によって圧迫されることで激痛を伴う症状である。

 

個人差があるが、痛みは突発的に訪れ、人によっては1時間ほど続くこともある。

 

呼吸をすると、主に左の肋骨〜肺にかけて針に刺されたような痛みが走り、笑ったり運動したりしても痛みが伴う。

 

肋間神経痛の場合、肋間神経は左右に分かれているためどちらか片側の部位が痛むことが多く、寒い時期や体が冷えたときに症状として現れることが多い。

 

また、神経痛のためレントゲン撮影ではわからないことが多く、病院に行っても原因不明と診断されることが多い。

 

その他の肋間神経痛の症状の特徴としては、以下をご参照頂きたい。

 

  一般的におそらくほとんどの人は、最初に肋間神経痛にかかった時、この症状が一体何によるものなのだろうか?と、疑問に思うのではないだろうか....? ...

 

しかしながら、狭心症の症状ともよく似ているので、一度医師に診断してもらい、何事もなければ肋間神経痛を疑ってみたほうが良いだろう。

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肋間神経痛の原因とは?

 

肋間神経痛の原因とは、「何らかの原因で筋肉が肋間神経を圧迫している」ためである、と考えられている。

 

これだけではよほどの医学通でない限り、意味がわからないだろう。

 

要するに、肋間神経が圧迫されているため起こる神経痛である。

 

神経痛には坐骨神経痛や頭部神経痛など様々なものがあるが、その多くは神経が圧迫されることによって起こる痛みである。

 

骨折や骨のヒビもない状態での左の肋骨から肺にかけての痛みは、何らかの原因で肋間神経が圧迫されていることが原因であることが多い。

 

そして、その原因の多くは、意外にもストレスであることがほとんどなのだ。

 

  原因不明の肋骨周辺の痛みが1ヶ月ほど続き、さすがの僕も不安になってきた。 もしかして、背中や肋骨にヒビが入ってるのか? もしそうであるなら...

 

肋間神経痛かどうかのチェックポイント

 

素人判断は危険であるが、病院に行っても原因不明の場合や、または何らかの理由で病院に行けない、または行きたくないという方にとって、今すぐできる、肋間神経痛の症状のチェックポイントを用意してみた。

 

  おそらくこのサイトに辿りついたあなたは、自分の原因不明の痛みが肋間神経痛であるかどうかを、当時の僕のように調べているのかもしれない。 今日は...

 

もし3つ以上当てはまるのであれば、肋間神経痛であることを疑ってみてはどうだろう?

 

特に、ストレスが大きく、寒い時や体が冷えたときに症状が現れるなら要注意である。

 

また、もし骨や肺に異常がある場合だと断続的に部位が痛むはずであるが、痛みが30分〜1時間ほどで消えてしまい、「あれ?治ったのかな?」と思ったら、また突発的に痛みの波が来る場合、神経痛を疑うのが理にかなっているだろう。

 

とりあえずの対処法

 

もしあなたのその痛みが肋間神経痛である場合、少し安心していただきたいのは、肋間神経痛は病気ではなく症状である、ということだ。

 

これはどういうことかというと、病気ではないため基本的に病院に行っても原因不明で治療不可ということ。

 

  肋間神経痛に苦しまれている方の質問でも多いのが、肋間神経痛は治るのでしょうか!?と言うものである。 原因はよくわからないし、とにかく経験した...

 

治療不可というと絶望的に聞こえるかもしれないが、適切に対処すれば自然治癒するものでもある。

 

僕の場合、約4年間この症状と付き合ったのであるが、おそらくその原因であった仕事上のストレスがなくなった途端、毎年悩まされていたこの激しい痛みから開放されたのである。

 

しかし、肋間神経痛の痛みはかなり激しいもので、これはなってみないとわからない。

 

とりあえずその痛みをできるだけ緩和するために、今すぐできる対処法についていくつか紹介しよう。

 

1 患部を温める

 

肋間神経痛が冬の寒い時期や体が冷えたときに現れることが多いのは、大雑把に言えば寒さによって血管が収縮するためである。

 

そのため、患部をこれ以上冷やさないことと温めることが重要である。

 

僕が個人的な体験から、肋間神経痛に襲われたときの対処法で抜群だったのが温湿布を貼ることである。

 

痛みに襲われたときばかりでなく、出かける前に患部に貼ってから行くと、その日は痛みが襲ってこないことが多い。

 

その効果とおすすめの温湿布について、以下で紹介しているのでご参照頂きたい。

 

  肋間神経痛にお悩みの方は、とにかくこの突発的に襲ってくる痛みを和らげるために、何かいい薬はないか?とお探しのことであろう。 僕も最初は、病院...

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2 コーヒーやビールなどのアルコール類を摂らない

 

肋間神経痛とコーヒー

 

肋間神経痛はコーヒー党の人や、ビール好きの人に多いと言われる。

 

その主な理由は、コーヒーもビールも体を冷やす飲み物であるからである。

 

実はあまり知らない?体を温めてくれる飲み物・冷える飲み物

 

ちなみに僕は冬場の寒い時期でもアイスコーヒーを毎日飲む、大のコーヒー党なのであるが、肋間神経痛の症状に悩まされていた時期は、コーヒーを飲んでからものの15分もたたないうちに、激痛に見舞われていたものであった。。

 

3 どうしても痛む場合に効く市販薬

 

薬

 

あまり薬に頼るのもどうかと思うが、肋間神経痛は仕事中であろうが育児中であろうが、あなたの都合などお構いなしに突発的に訪れてくる。

 

そのため、緊急の事態に備えて市販薬を携帯しておくのも、立派な対処法の1つであろう。

 

僕の場合、どうしても耐え難い痛みだったときにお世話になったのはロキソニンであった。

 

ロキソニンの効果は凄まじく、痛みが完全に引くばかりでなく、副作用もそこまで強くないため、多くの人におすすめできる市販薬である。

 

その他にも肋間神経痛に効く市販薬については、以下にまとめてみた。

 

  肋間神経が痛み出した時、痛みを緩和する薬として市販のものは効くのだろうか? まずはっきり断っておかなくてはいけないのだが、肋間神経痛は治らな...

 

最後に

 

何度も繰り返すが、素人判断は危険であり、その他の症状との区別もできないため、まずは病院に行かれることをおすすめする。

 

それでも原因がわからず、記事中で紹介したチェックポイントに心あたりがある場合、初めて肋間神経痛であることを疑ってみるべきである。

 

しかし、肋間神経痛である場合、それは必ず自然治癒するはずである。

 

それは治った僕が言うのだから、間違いない。

 

このブログの情報が多くの人のヒントになれば、望外の幸せである。

 

 


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