肋間神経痛の症状・診断
日々の生活の中で突発的に訪れる原因不明の痛み.....。
この症状が肋間神経痛だとわかってから、僕はこの症状と向き合うことができ完治させることができた。
しかしながら、この症状のやっかいなところは、病院に行ってレントゲン撮影しても、肋間神経痛という診断が医師によってはわからないことがあるところだ。
近くの内科や整形外科に行っても原因がわからず、この痛みにどう対処していいかわからず、寒い冬を激痛に耐えながら過ごしている方も多いことだろう。
そういう方のために、何かヒントになればと思い、肋間神経痛の症状・診断についてまとめた記事を紹介する。
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左の肋骨・肺の痛みは肋間神経痛!?
左肋骨周辺から肺にかけての痛み、チクチクと針に刺されたような痛みを感じたら、それは肋間神経痛の可能性がある。
左の肋骨 痛いや、肺 痛いなどで検索している方で、医師などに診察してもらっても原因がわからなかったという方は、神経痛の疑いがある。
特にそれらが左の肋骨から片側の肺にかけての痛みの場合、肋間神経痛の症状と当てはまるため、一度チェックされてみるのが良いだろう。
もしあなたが、これらに当てはまるのであればご参照いただきたい。
肋間神経痛の症状の特徴
医師でも診断できない厄介な症状が肋間神経痛であるが、長年患ってきた経験から、肋間神経痛の症状の特徴などをまとめてみた。
もちろん素人判断であるため断定はできないし、まずは病院の医師に診てもらうことをおすすめするが、それでも原因がわからなかった場合、その症状が肋間神経痛かどうか?の判断の参考にはなるかと思う。
肋間神経痛の症状は様々であるが、その中でも特に顕著でわかりやすい症状の特徴を3つ紹介している。
ご自身の症状に当てはまるか否か、以下をご参照いただきたい。
肋間神経痛のチェックポイント
前述の肋間神経痛の症状の特徴をさらに細分化し、5つのチェックポイントを提案している。
おそらくこの5つのチェックポイントに当てはまる場合、ほぼ肋間神経痛と思って間違いないだろう。
あなたが原因不明の痛みに悩んでいる場合、最も避けなければいけないことは、その痛みや症状の正体がわからないまま時を過ごすことだ。
もしその痛みの正体が肋間神経痛であると確信できれば、その原因と対策を知ることにより、痛みに立ち向かうことができるからである。
肋間神経痛の原因3つについて
多くの人は、肋間神経痛にある日突然なってしまったと思われるのだが、肋間神経痛になるのは然るべき原因がある。
僕自身、何の前触れもなくある冬の日、急にこの痛みに襲われたのであるが、当時は仕事上の膨大なストレスにさらされていた時期であった。
詳しくは、リンク先の記事をご覧いただきたいが、肋間神経痛の主な原因はストレスであることはよく知られている。
ストレスは、血管を収縮させ、常に筋肉を緊張状態にする、神経痛には最も大敵となるものである。
また、ストレスは日頃は無意識であることも、肋間神経痛の原因をわかりにくくしている。
つまり、ストレスにさらされている人は、無意識のうちに血管が収縮し、常に筋肉が緊張状態にあるのだ。
それにより肋間神経が圧迫され、痛みを伴う症状が肋間神経痛である。
その他にも、主な原因2つとともに紹介している。
肋間神経痛は何科に行けばいい?
前述した通り、肋間神経痛は内科や整形外科に行っても原因不明と診断される事が多い。
神経科なら、いわゆる神経の専門なので治療してもらえそうなイメージがあるが、神経痛を抑える薬を処方してもらえる程度で、根本的な治療は期待できない。
肋間神経痛の原因3つについてでも解説した通り、肋間神経痛の主な原因がストレスである以上、たとえ神経科の専門医に診てもらったところで、あなたのストレスがなくなるわけではないからである。
僕自身、自分の症状が肋間神経痛であるとわかってからも、内科や整形外科に行ったのだが、その体験を踏まえて、最もよく診てもらえたのは鍼灸のクリニックだった。
いわゆる東洋医学に端を発する鍼灸では、神経痛の原因にアプローチし、投薬による痛みをごまかす治療ではなく、血流を改善し、瘀血の排出を促すアプローチをしてくれるからである。
詳しくは、体験談になるが以下の記事をお読み頂きたい。
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肋間神経痛の続く期間
肋間神経痛の続く期間についてまとめてみた。
僕の場合、足掛け4年間この症状と付き合ったことになる。
当たり前であるが、この症状が続く期間は個人差があり一概に言えないが、個人的な話をすると、自分の中のストレスがなくなったとき、そういえば今年は痛みが来ないな....と思ったことをよく覚えている。
つまり、肋間神経痛の主な原因であるあなたのストレスによる、と言えるだろう。
しかし不幸中の幸いとでも言うべきであろうか、肋間神経痛の場合1年中痛みが続くということは稀である。
その辺の事情についてまとめてあるのが以下の記事である。
肋間神経痛と寒さの関係
肋間神経痛は寒い時期になることが多い。
具体的には10月下旬から4月上旬にかけての期間、個人的につらい時期だったことを覚えている。
通年痛むわけではないため、春先には「治ったかな?」と油断してしまうのが毎年の恒例で、肌寒くなってきた秋の中頃から、またあの忌まわしい痛みがやってくるのが常であった。
これには明確な理由がる。
肋間神経痛と寒さには深い相関性があるからである。
なぜこの痛みが冬に訪れるのか?について、徹底的に自身で調べ上げ、理由とメカニズムについて完璧に理解できた。
それらについては、以下の記事でまとめたのでご参照いただきたい。
妊婦さんが肋間神経痛になる原因と対策
個人的な話で恐縮だが、僕の周囲で僕が肋間神経痛で悩んでいるというのは、有名な話であった。
とにかく友だちと談笑中も、仕事仲間と会議中も、いきなり悶絶の顔を浮かべて七転八倒するからである。
そんな僕を知ってか、とある友人の妊婦さんが相談してきたことがある。
どうやら彼女も「もしかして同じ症状かも....」と悩んでいたようであり、詳しく聞いてみるとおそらくそれも肋間神経痛であるという結論に至った。
そこで自分なりに調べてみると、肋間神経痛になりやすい人として高齢者と妊婦さんが該当することがわかったのだ。
高齢者がそうなりやすいというのは何となくわかるのだが、なぜ妊婦さんが肋間神経痛になりやすいのか?
これも調べてみると、理にかなったものだった。
詳しくは、以下の記事で解説している。
肋間神経痛と咳
人によっては、激しい咳から肋間神経痛を誘発する場合がある。
特に喘息持ちの人などは、日常的に激しい咳をするため、肋間神経痛になりやすい。
咳により肋骨周辺が痛む場合、肋間神経痛以外に肋骨にヒビが入っている可能性なども考えられる。
もしその痛みが1日中断続的に続くのであれば、肋間神経痛よりも骨の異常を考えたほうが良いかもしれない。
しかしながら、その痛みが突発的にやってくるものであれば、もしかしたら咳によって誘発された肋間神経痛の可能性も考えられる。
まとめ
以上、肋間神経痛の症状と診断についての記事のまとめであった。
素人判断は危険であるが、しかし医師もお手上げとなると自分で判断するしかない。
この症状に苦しむ人の、何かのヒントになれば幸いである。
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