肋間神経痛の対策 肋間神経痛の症状・診断

妊婦さんが肋間神経痛になる原因2つと対処方法3つ

2017/09/29


 

肋間神経痛 妊婦

 

肋間神経痛に罹患する人で多いのは、高齢者ともう1人は実は妊婦さんであるそうだ。

 

とくに臨月が近くなる、妊娠後期に肋間神経痛に罹患する女性が多いと聞く。

 

いったいなぜ、妊婦さんの中に肋間神経痛に罹患する女性が多いのであろうか?

 

今日はその辺の原因と対処法について書いていこうと思う。

 

妊婦さんが肋間神経痛になりやすい原因

 

どうして妊婦さんは肋間神経痛になりやすいのだろうか?

 

僕も最初疑問ではあったが、原因を調べていくうちに、いろいろな点と点が線となりつながって、本質的に理解することができた。

 

以下は僕が個人的に調べた中での仮説であるが、おそらく正しいかと思われる。

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多大なストレス

 

肋間神経痛 原因

 

このサイトでは何度も繰り返し述べていることであるが、肋間神経痛になる1番大きな原因は、肋間神経痛の原因3つについてにも書いてる通り、ずばりストレスである。

 

ストレスを感じる理由は人によって様々であるが、急激な体調の変化と、数カ月後に控えた出産のことを考えて、ストレスを感じない妊婦さんは、おそらくいないであろう。

 

人間はストレスを感じてしまうと筋肉が緊張し、血管が収縮してしまい、東洋医学で言うところの瘀血(おけつ)状態(一種の虚血状態)になってしまう。

 

この緊張した筋肉が肋間神経を圧迫し、また血流が悪くなり、各細胞に栄養と十分な酸素が行き届かないことによって、神経痛が起こるというメカニズムである。

 

妊婦さんに対して「ストレスを感じるな」とは言えないが、肋間神経痛の症状を緩和したいのであれば、あまりイライラせずに、たまには気分転換などするなどした方が良いだろう。

 

お腹が大きくなり 内臓が肋間神経を圧迫するため

 

子宮の中で胎児が育っていくと、子宮より上部にある内臓が上に押し上げられる。

 

この時、肋間神経が、押し上げられた内臓と骨との間で挟まることによって激痛が走る。

 

また、特に妊娠後期の女性はお腹が大きくなることによって背中がそっていくため、背中の筋肉が常に緊張状態であることも大きな原因と考えられる。

 

このため、妊婦さん(特に妊娠後期)の中には、背中に肋間神経痛の症状を訴える人が多いそうである。

 

妊婦さんが気をつけるべき肋間神経痛の対処法とは?

 

以上が、妊婦さんが肋間神経痛になりやすい原因の2つである。

 

では一体、妊婦さんが肋間神経痛に罹患した場合、どういう対応すれば良いだろうか?

 

絶対に薬に頼らない

 

ロキソニン

By Yoshi 2012 (投稿者自身による作品) [CC BY-SA 4.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)], via Wikimedia Commons

こちらの肋間神経痛に効果のある市販薬についてでも書いてる通り、一時的な痛みを緩和させるため、鎮痛剤(特にロキソニンなど)は非常によく効く市販薬である。

 

しかしながら、胎児に万が一影響が出る危険性があるため、妊婦さんはこういった薬に頼ることを絶対にしてはならない

 

どうしても肋間神経の痛みに耐えられない場合、僕がお勧めするのは、温湿布である。

 

肋間神経痛をやわらげてくれるおすすめ湿布でも書いてる通り、肋間神経痛の症状を緩和するために、内服薬よりも、湿布薬の方が個人的にはよく効いたと思う。

 

メカニズムとしては、血流が悪くなった患部を温めることによって血管を拡張し、筋肉を弛緩することによって、肋間神経の痛みを緩和するというもの。

 

僕も個人的にとってもこれには助けられたので、薬に頼らずに痛みを和らげるおすすめの方法である。

 

とにかく患部を温めること

 

肋間神経痛と寒さの関係とはでも書いてる通り、肋間神経痛の大敵はズバリ寒さである。

 

臨月と寒い季節が重なっていれば、なおさらのこと注意したい。

 

ストレスを軽減するためにも、温泉に入ってリラックスしたり、アロマなんかを活用したりするのも良いだろう。

 

薬以外で肋間神経痛の症状を和らげたい方は、肋間神経痛対策おすすめグッズをご参照いただきたい。

 

普段より意識して栄養を摂取する

 

肋間神経痛 食べもの

 

周知の事実であると思うが、妊婦さんの栄養は胎児に大きく奪われる。

 

そのため通常の人よりも、妊婦さんの栄養状態は極めて悪い場合が多い。

 

栄養があれば肋間神経通を防ぐことができる!となるわけではないが、神経痛によって起こる炎症を防いでくれる栄養素は少なからず存在するので、それを意識して摂取したいところである。

 

僕が個人的にオススメする栄養素は、炎症をふせいでくれるものとしてDHA、EPAなどのオメガ3系脂肪酸を含んだ魚油である。

 

主に青魚に多く含まれ、できれば焼き魚よりも生で頂くほうが多くのオメガ3系脂肪酸を摂取できる。

 

それに末梢血管を修復してくれるビタミンEも重要である。

 

さらには銀杏の葉に含まれるギンコライドは、抹消血管拡張作用があるため、収縮した血管を拡張してくれる効果が期待できそうだ。

 

これらの栄養素はなかなか食事で取る事はできないので、個人的にはサプリメントなどで摂取することをお勧めする。

 

ただし、ギンコライドに関しては、有毒性の含まれる植物から摂取することなので、信用できるメーカーのことを選ぶことが必須条件である。

 

まとめ

 

妊婦さんが普通の人よりも肋間神経痛になりやすい理由は以下の通りである。

 

1 過度なストレス

2 大きくなったお腹が内臓を押し上げる

 

妊婦さんが肋間神経痛になったときに気をつけたい3つのことは以下の通りである。

 

1 薬に頼らない

2 とにかく患部を温める

3 意識して栄養素を摂取すること

 


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