肋間神経痛の治療・治し方

肋間神経痛とお風呂

2017/09/29


 

肋間神経痛とお風呂

 

肋間神経痛の原因は寒さによるものが多いとは、肋間神経痛と寒さの関係で詳しく述べているところであるが、僕が最初に素人発想の考えから思いついたのは、「だったら、お風呂に入ればいいんじゃね?」と言うことだった。

 

今日は肋間神経痛とお風呂について、自分なりの考えを述べたいと思う。

 

肋間神経痛にお風呂は良い?

 

結論から言うと、温かい湯船につかっている時に、肋間神経が痛む事は、はっきりって皆無であった。

 

当時だと理由はわからなかったが、今は自分なりの仮説でこの理屈を説明できる。

 

すなわち、肋間神経痛の原因3つについてでも書いてある通り、肋間神経痛の本質的な原因は、寒さやストレスが原因で筋肉が緊張し、その緊張した筋肉が神経を圧迫するために起きる痛みであると考えられる。

 

人間は寒い時、熱を逃さないためにどうしても交感神経優位になり、筋肉が緊張し、血管を収縮してしまうことは何度も述べているとおりである。

 

そのため、肋間神経痛は冬に痛むことが多いのである。

 

ではなぜ、神経痛には、身体を温めることが良いのであろうか?

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神経痛には身体を温めれば良い理由とは?

 

まず、湯船につかることによって体が温まると、人間の自律神経は交感神経から副交感神経へと切り替わる。

 

副交感神経に切り替わると、血管が拡張し、心拍数は緩やかになり、体温は上昇し、一連の流れから筋肉が弛緩状態になる。

 

これは、冬眠する前の熊などの哺乳類にも言えることである。

 

それまで肋間神経を圧迫していた筋肉が弛緩状態になるのであるから、痛みが引く事は理にかなっている。

 

また、湯船につかることによって、リラックス効果が期待でき、日頃のストレスから解放されることも意義が大きいであろう。

 

肋間神経痛の1番の原因は、僕はストレスではないかと考えている。

 

なぜなら、上記のエントリーでも書いた通り、僕が肋間神経痛を発症したのは、公私ともに過度のストレスを抱えた時期とピタリと重なるからである。

 

そう考えると、昔の人がよく湯治と言って、温泉地をめぐり、日頃の喧騒やストレスから解放され、おいしい食事と暖かい温泉につかって病を治したと言うのは、まことに理にかなっているのではないだろうか?

 

神経痛とお風呂の注意点

 

もちろん、お風呂に入れば肋間神経痛が治るだろう、と言う安易な薬事法違反の表現をしているわけではないので、その点はご留意頂きたい。

 

湯船に温まっている時、副交感神経優位になり、血管が拡張し、筋肉が弛緩すると言う効果があるが、もちろん湯船から上がってそのまま体が冷えるような格好していれば、当然また神経が痛むからである。

 

また、体をリラックス状態させるためには、あまり熱い湯船ではなく少しぬるま湯に、できれば半身浴で30分以上つかると、体の芯から温まるようである。

 

僕は、肋間神経が痛む季節の冬の入浴時には、必ず湯船で本を読んでいた。

 

日頃のストレスから解放され、ぬるま湯で30分以上本を読んでいると、一瞬だけでもあの忌々しい神経痛を忘れることができたからである。

 

そのうえ僕は、ホットタブという炭酸湯を投入していたが、これもなかなか良かったと思う。

 

詳しくは肋間神経痛対策おすすめグッズで紹介しているので、よろしければそちらをご参照いただきたい。

 

まとめ

 

肋間神経痛とお風呂についての僕の考えをまとめると、以下の通りである。

 

・お風呂で湯船につかると、肋間神経痛を和らげてくれることが体感できる。

 

・湯船につかることによって、患部を温めてくれ、副交感神経優位になることによって、血管が拡張し、筋肉が弛緩状態になる。

 

・湯船につかるには、熱いお風呂に短時間ではなく、ぬるま湯でできれば30分以上、半身浴する方が良い。

 

・ぬるま湯に重炭素入浴剤を入れると、通常より身体が温まるだけでなく、身体に疲労がたまらない。

 

 


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