肋間神経痛を悪化させるもの
慢性的に肋間神経痛と長年付き合っていくと、この症状の特徴みたいなものがわかってくる。
どうすれば痛みが和らぐか、どうすれば急性的な痛みを抑えれるかと共に、どうすれば肋間神経痛がさらに悪化するか、ということも。
僕は30代でこの症状に襲われてから、足掛け4年ほど苦しめられたのであるが、ここでは肋間神経痛をさらに悪化させるものについてまとめてみた。
この症状に悩む人は、当たり前であるができるだけ試さないで欲しい。
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肋間神経痛に冷房・エアコンはご法度
肋間神経痛に限らず、およそほとんどの神経痛にとって「冷え」は大敵である。
血流が悪くなり、筋肉が緊張して固くなってしまうと、肋間神経を圧迫するからである。
そのため、通常肋間神経痛は冬に痛むことが多い。
しかしながら稀に、冬以外の季節でも痛むという方がいる。
そういう方に詳しく事情を聞いてみたところ、オフィスでガンガンに冷房をかけている人であった。
また、アジア諸国などの熱帯に近い国では、建物の中などはまるで冷蔵庫かというくらいキンキンに冷やす国が多い。
僕自身、某アジアの国に出張に行った際、さすがに温かい国だから肋間神経痛になることはないだろうとタカをくくっていたところ、あまりの冷房の強さにほぼ毎日、肋間神経が疼きだしだことがある。
詳しくは、肋間神経痛に冷房・エアコンはご法度の理由に詳細に解説してあるので、よろしければご一読いただきたい。
肋間神経痛とお酒
肋間神経痛にお悩みの方の質問に多いのが、「お酒を飲むのはどうか?」というものである。
僕自身、毎日晩酌は欠かせないほどのビール党であるが、結論から言うと肋間神経痛にお酒はとてもよくない。
なぜなら、先述した通り肋間神経痛にとって「身体を冷やす」ということ自体がご法度であり、さらに言えば深酒は交感神経を刺激するため血管が収縮し、血流が悪くなる。
血の滞り(瘀血)は東洋医学では神経痛を引き起こす要因であり、可能な限り飲まないほうがいい。
とは言うものの、結局はお酒を飲むことと痛みを我慢することのバーターの問題であり、僕自身ある程度痛むことは予測されていても、飲むことを我慢することはできなかった。
また、少量であればアルコールはむしろ副交感神経優位となることも知られており、その場合は血管が拡張する。
そのため、肋間神経痛にさほど影響を及ぼさないくらいの適量と、お酒の種類を知っておいたほうがいい。
もちろん、ビールよりも熱燗を飲むほうが痛みが襲ってくることは少ない。
そういった肋間神経痛とお酒の関係については、肋間神経痛とお酒とアルコールに書いてあるので、お酒が好きな方は参照してみて欲しい。
肋間神経痛とコーヒー
意外かもしれないが、コーヒーは肋間神経痛をほぼ間違いなく悪化させる。
これは僕の体験談だから確信を持って言える。
毎日仕事中、5杯以上はコーヒーを飲んでいたのであるが、ほぼ確実と言っていいほど、コーヒーを飲んだ後は肋間神経痛に襲われたものだった。
当時は因果関係が全く不明だったため理解に苦しんだが、自分なりに臨床してみた結果、どうやらカフェインが原因であることを突き止めた。
カフェインとは周知の通り、身体を冷やす刺激物。
交感神経を刺激し、血管を収縮させるメカニズムは、先述したお酒とアルコールと同じく、肋間神経痛をさらに悪化させる。
ただし、僕の経験から言うと、お酒よりもコーヒーのほうが肋間神経が痛むと思う。
ちなみに自然治癒した今でも、冬の寒い日にアイスコーヒーを飲むと、感覚的に肋間神経が疼いているのがわかるほどだ。
まとめ
以上、肋間神経痛をさらに悪化させるものについてのまとめであった。
半信半疑の方は、是非お試し頂きたい。
ただし、その責任は一切取ることができない。
極力避けることをおすすめする次第である。
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