肋間神経痛と寒さの関係
2017/11/02
肋間神経痛は寒さとどういう相関性があるのだろうか?
僕の知る限り、肋間神経痛でお悩みの方は、共通して冬の寒い時期に痛むと言う方が多い。
僕も例に漏れず、決まって肋間神経が痛み出すのは、毎年11月の上旬から3月の上旬までだった。
では一体なぜ、寒い時に肋間神経が痛むのか?
今日はそれについてお話ししようと思う。
寒いと体の血管が収縮し筋肉が緊張する
肋間神経痛の原因3つについてでも書いた通り、肋間神経痛のそもそもの根本的な原因は、筋肉が何らかの原因で緊張し、それが肋間神経を圧迫するために起きるというもの。
一般的にイメージしていただいたらわかると思うが、寒い時は筋肉が緊張しているだろうか?
それとも弛緩しているであろうか?
もちろん答えは緊張している、である。
つまり、冬の寒い時期や体の冷えた時期に肋間神経が痛む理由は、血管が収縮し筋肉が緊張しているためと考えられる。
肋間神経痛にお悩みの方は、この根本的な原因を知っておくだけでとても役立つことが多いので、ぜひ知っておいてほしい。
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肋間神経痛は体を冷やさないように気をつける
僕の実体験では、冬の寒い時期に肋間神経が痛み出すということを経験則で知ってから、逆転の発想で体を温めれば肋間神経は痛まないのでは?と考えた。
素人考えで浅はかな知識であるが、どのサイトの情報でもなく独自で考え、早速ドラッグストアで貼るカイロを買ってきた。
衣服の上から貼るカイロを貼り、外出中も仕事中も秋から春先にかけてまで過ごすようにした。
すると、肋間神経が痛むことが極端に少なくなったのである。
肋間神経痛をやわらげてくれるおすすめ湿布でも書いてある通り、途中からははるカイロから温湿布に変更、これは超強力な対肋間神経痛のマストアイテムだった。
またその他に、なんだかおじさんみたいであるが、肋間神経痛対策おすすめグッズにも書いた通り、遠赤外線入りの腹巻なども重宝した。
これは遠赤外線で温めてくれるため、体の芯から温まりやすく、肋間神経が痛みにくい。
ぼくの場合、腹巻きの下にさらに温湿布を張るという徹底ぶりだった(笑)
仕事中にあまりにも体が温まりすぎて、商談中に汗がダラダラ流れ、「大丈夫ですか?」と取引先の方に心配されたこともある。
また、肋間神経痛とコーヒーについてでも書いてある通り、コーヒーや紅茶などの強いカフェインをとると、肋間神経痛になることが多い。
これは記事の中でも書いてあるが、カフェインが血管を収縮させて体を冷やす成分であるからだ、と考えられる。
これもつまりは、肋間神経痛にとって体が冷えることがよくないということの証左であろう。
もっと言ってしまえば、肋間神経にかかわらず、全ての神経痛には寒さが大敵ではないだろうか?
また、体を温めると聞くと入浴をイメージする方も多いかと思うが、これも理論的には間違ってないと思う。
入浴中に肋間神経痛が痛みだしたことは、僕の場合全く無かった。
そのあたりの僕の考えについては、肋間神経痛とお風呂で詳しく述べているので、よろしければご参照いただきたい。
まとめ
いかがだったであろうか?
恐らくこのページにたどり着いたあなたは、肋間神経痛と寒さの相関性について調べているのであろうが、その考えは正しい。
間違いなく、肋間神経痛にとって寒さは大敵である。
しかし逆の発想で、たとえ冬でも体を冷やさないように工夫する、というヒントが得られるだろう。
なぜなら寒さが血管を収縮させ、筋肉を緊張させ、それによって肋間神経が痛むからだ。
肋間神経痛の本質がわかってきたなら、自然治癒もさほどむずかしくないはずである。
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