肋間神経痛をやわらげてくれるおすすめ湿布
2017/09/29
肋間神経痛にお悩みの方は、とにかくこの突発的に襲ってくる痛みを和らげるために、何かいい薬はないか?とお探しのことであろう。
僕も最初は、病院に行って痛みを和らげる薬を処方してもらえないか?と考えたり、何か市販薬で良いものはないか?と、ドラッグストアをはしごしたものである。
痛みを抑える鎮痛薬としては、肋間神経痛に効果のある市販薬についてでも書いた通り、ロキソニンが秀逸であろう。
しかし、鎮痛薬と言うのは、痛みの根本的な原因を取り払うものではなく、一般的に症状を抑えるためのものであるにすぎない。
それに加えて、薬には必ず副作用があるというのが通説である。
ロキソニンの場合、副作用は少ないとは言うものの、ほぼ確実に胃腸にダメージを与えるため、長期間にわたっての服用はあまりオススメしない。
決して大袈裟ではなく、市販される神経痛に良いと言われるものは一通り試したつもりであるが、その中でも抜群に良かった薬は、温湿布である。
いったいなぜ、肋間神経痛に温湿布が体に良いのか、それについて今日はお話ししよう。
温湿布は肋間神経痛の原因にアプローチする
何らかの原因により血管が収縮し、筋肉が緊張状態になり神経を圧迫するために起こるのが、肋間神経痛と言う症状である。
ではなぜ肋間神経痛に温湿布がいいのだろうか?
僕は、患部を温めることによって血管が拡張し、筋肉の緊張状態が解け、痛みが和らぐと考えている。
肋間神経痛は夏場にはほとんど症状が出ず、寒い時期、冬などによく症状が起こることを経験則から知っていた僕は、ダメ元で患部を温めるアイディアを採用した。
最初は、恥ずかしい話であるが、腹巻と貼るカイロをスーツの下に装備して、仕事に出かけていたものである。
これでも効果はあったのだが、もっと効率的に患部を温めるものがないかと探していたところ、どうやら温湿布というものがあるということがわかったのだ。
この温湿布を貼っている間、神経痛の痛みはほとんど起こらなかった(例外的に調子に乗ってアイスコーヒーを取ってしまうと必ず痛んだ)。
しかも、温湿布にはカプサイシンと言う、唐辛子の辛味の元となる成分が入っており、これが経皮吸収され血管を拡張するため、患部がポカポカと温まり、痛みが和らぐことがとても多かった。
また、肋間神経痛の症状の根本にアプローチするものとして、漢方薬もおすすめである。
肋間神経痛におすすめの漢方3選を解説に、肋間神経痛におすすめの漢方薬を3つ紹介しているので、ご興味のある方はご参照いただきたい。
しかし、帯状疱疹後によって痛んでいる場合は、炎症が起きているため、温めれば良いというものではないらしい。
帯状疱疹によって肋間神経痛の症状になっている方は、以下のサイトを参照してみてほしい。
ご自身の肋間神経痛がどういったものかを軸に考えながら、冷静に判断してほしい。
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温湿布ならリーズナブル
市販されている鎮痛薬(ロキソニンやボルタレン)などに比べ、湿布薬は比較的、コストパフォーマンスが良い。
ものにもよるが、1箱20枚入って大体1000円ほどである。
1日に1つ使用するとして、1ヵ月当たり約1500円ほど。
肋間神経痛に悩まされている人は、これを使わない手は無いだろう。
ただし、湿布は喘息のある方は使用しない方が良いと、こちらのサイトで書いてある通り、控えた方が良いだろう。
湿布なら副作用がほとんどない
上にも記した通り、内服薬は副作用があることがほとんどで、長期間にわたり服用し続ける事は現実的ではない。
肋間神経痛はどれくらいの期間続くのか?にも書いたように、季節によっては慢性的に続く肋間神経痛の症状を和らげるため、内服薬で抑えるのは内臓、特に胃腸に大きなダメージを残すことになる。
しかし、温湿布ならば、その失敗はほとんどない。
副作用といっても、肌がかぶれたりかゆみが出るくらいで、もちろん長時間にわたって貼り続けるのは危険ではあるが、用法をよく守って使用すれば、問題となる副作用はほとんどないだろう。
もちろん当たり前ではあるが、必ず服の上から貼ることが肝要である。
肌に直接貼るのは、低温やけどの危険もあるため、絶対にやらないでいただきたい。
(個人的に1度やってしまい、皮膚が低温やけどになってしまったことがある)
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まとめ
いかがだったろうか?
肋間神経痛には抜群の効果を発揮してくれる温湿布であるが、それでも根本的な治療とはならないため、注意が必要だ。
やはり、ストレスを感じない精神的な安定と、ホメオスタシスを保つため、リズムのある生活を心がけるようにしたいところである。
また肋間神経痛に対しておすすめの温湿布については、肋間神経痛対策おすすめグッズ詳しく紹介している。
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